ヒロニャン情報局

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大変だったデキ婚と嫁ぎ先での新生活

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私が人生でとても苦労したのは、出来ちゃった結婚とその後の嫁ぎ先での新生活です。私は短大卒業後、結婚するまでは大手自動車メーカーで事務員をしていて、お給料も良く何の不自由もない優雅で楽しい生活をしていました。しかし、ある出来事から人生が一転しました。それは今の夫との出会いでした。

実はそれまで、私はまともに恋愛や彼氏もおらず、どちらかと言うと奥手でした。22〜23歳の頃、当時仲の良かった友達の紹介で知り合った男性が、最初は優しかったのですが、出会う度に段々と威圧的で暴力的な態度を取る様になり、思い出したくもないのですが無理矢理に迫られ、それ以来、完全に男性恐怖症になって、基本自分と同じ様な読書や映画やアニメ好きで大人しめの同性とばかりつるんで、あちこち出掛ける様になっていました。

そんな経験から、もう結婚はしないと決めていたのですが、やはり20代も後半になると友達や会社の同僚が次々と結婚し、赤ちゃんを見たりすると、自然と少し羨ましく思っている自分がいました。そこで28歳の時、お見合いサイトに登録して知り合ったのが隣県に住む夫でした。

これも驚きなのですが、夫は私よりも5歳年上で大手電機メーカーの開発者でしたが、会った瞬間に何故か分かりませんが、自分と同じ雰囲気で、男性と言うより女性みたいなおっとりした人柄で、勝手にこの人が私の人生の人だと思いました。夫には顔にアザがありました。そのアザは子供の頃に自動車事故に遭った時に付いたとのことで、そのせいかあまり顔を真っ直ぐ見せない所がありました。でも私は好きだからちゃんと見せて下さいと、ハッキリ言いました。そしたら夫は涙目で君みたいな人は初めてだと言われ嬉しかったのを覚えています。そして出会って5回目で私達は結ばれました。2人ともぎこちなく、私も殆ど経験がなかったけど頑張りました。

しかし驚いたのが、この時に避妊しなかったのもあり、何と妊娠してしまいました。夫も私も、この急展開に焦りましたが、それでも直ぐ結婚しようと言うことになり、長くお世話になった会社を寿退社後、結婚をし、夫の実家に嫁いで、夫の両親と同居することになりました。丁度、29歳になった頃でした。そしてその冬に無事、夫の実家の市立総合病院で長男を出産しました。出産も人生で最大の苦痛でした。しかし、それにも増して大変だったのが生活習慣の違いでした。

隣県とは言え、方言も異なり時々何を言ってるかも分からず、使う主な味噌も私の地域では赤味噌でうどんが人気でしたが、夫の所では白味噌でそばが人気、更に味付けも私の故郷は濃いめですが、嫁ぎ先は薄め、又、最大の悲劇は私の実家は商業都市で大きなデパートやショッピングモールなどの商業施設が沢山あって、何処に行くにも楽しい街だったのですが、夫の実家は田舎で何もない等、挙げ出したらキリがないほど生活文化の違いがあることが分かり、かなりホームシックになって精神的に落ち込み、何度も離婚して実家に帰りたくなったり毎晩毎晩、泣いていました。

そんな私を察してか夫は毎週、私の街にはない綺麗な港の景色や子供連れでも楽しめる大型娯楽施設や大都会の有名各所など、本当に色々な私の知らない素敵な所に、子供と一緒に連れて行ってくれました。28歳で夫と知り合ってから、デキ婚や嫁ぎ先での気苦労など、それまで波風も立たない人生から急展開の波瀾万丈になり、当時は何度も死にたいと思いましたが、その後は子供も増えて新居も建て、まだまだ忙しい生活をしていますが、あの頃よりは精神的にも大人になって今も頑張ってます。これからも人生は本当に何が起こるか分かりません。それでもその都度ベストを尽くしていきたいと思います。



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