昔から近所付き合いは「向こう三軒両隣」と言いますが、40代の私も多少意識しています。
両隣は関係良好ですが、向こう三軒の内、二軒とやらかしました。
いわゆる「しくじり」です。
関係の良くない二軒さんの奥様は、私よりあとに引っ越してきました。
一軒目はアラフィフ子なし事務員さん。
二軒目は50代後半と思しきパート女性で、女子大生の娘さんがいらっしゃいます。
このお二方に共通しているのが、私の夫が一緒にいる時は異常にハイテンションで話しかけてくることです。
一軒目のアラフィフさんは、うちの子供に「かわいいー!!」と昭和女子のハイテンションで駆け寄ってきます。
子供はこのアラフィフさんに心を許していました。
二軒目の50代後半女性は、明るく人の良い母ちゃんと言った印象で、子供にも適度に話しかけてくれます。
私も「気さくな女性で良かった」と安堵していました。
それがしくじりの始まりとは気付く由もなくです。
平日の昼間、私が一人の時にこのお二方とお会いしたので、普段通り挨拶をしました。
すると、お二方とも私の方をジロっと見て無視。
もう一度振り返ったと思ったら再び無視。
このショックと言ったら言葉で表し様がありません。
「私が何か失礼な事をしたんだ」と思いました。
「次会ったら笑顔で元気に挨拶するぞ!」と意気込みました。
そして次会った時、子供も一緒だったのですが、やっぱりジロジロ見られて無視という謎の行動です。
この時に初めて、このお二方は子供好きでなく、男好きなんだと気付きました。
今思えば、アラフィフさんは業者や訪問販売の男性と1時間話し込んだり、コーヒーで家に招き入れるところを見たことがあります。
50代後半女性は、私の夫の前では別人のように愛想が良く、本当に良い人です。
夫はデブハゲで決してモテるタイプではありませんが、オバサンの世間話で盛り上がれるタイプなので、中高年女性には人気があります。
向こう三軒の内、お二方が男の前で態度が変わるタイプとは気付けず、ショックを受けたり悩んだり、ヘコへコしていました。
私の行動は完全にしくじりです。
しくじりに気付くまで半年以上かかり、子供もお二方の態度の激変にショックを受け、挨拶さえせず逃げています。
自分が想像もしない色んな人がいる事にもっと早く気付けていたら、しくじる事はなかったでしょう。
今では私も無視を決め込んでいますが、ヘコへコしたせいで相手がつけあがって睨みつけられたりします。
この関係が推定あと30年続くと思うと本当に嫌な気分です。
男好き2人のためにしくじったのが本当に悔しい!!