ヒロニャン情報局

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一生許せないパワハラ上司

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電通で東大卒のエリート女子社員だった高橋まつりさんが、上司からのパワハラと過労の結果、最期は自殺してしまったのは2015年12月、早いもので今から約6年前になります。あの高橋まつりさん事件をきっかけに日本の社会もかなり変わり、最近流行りのワークスタイルイノベーションの先駆けとなった働き方改革によって、労働者の働き方はかなり変わりつつあると思います。

今回お話しするのは、私が元上司から受けた一生許せないパワハラ体験を紹介したいと思います。
私自身も実際、大学の情報系を出て男社会の中で製品開発業務に携わっていた経験もあり、その頃はまさに24時間戦えますかの時代で、それがたとえ女性であろうが無かろうが、異常な時代を過ごしていた頃のお話になります。

当時はまだアジア諸国に製造自体が移管されている時代ではなく、まだ日本国内でメーカー各社が家電製品を開発していました。私も大学卒業後、某有名メーカーの家電製品のソフトウェア開発を担当することになりました。しかし、その開発現場の現実は大変過酷なものでした。

今だと有り得ないのですが、その職場は異常で、研究棟と呼ばれるその建物はほぼ24時間室内の灯りが消えることはありませんでした。研究棟で家電製品の開発をしていた私は、製品開発者から多くの製品仕様をインプットされ、その通りに動く様なソフトを作成し続ける毎日を送っていました。先輩達も皆んな同じ状態で、とても後輩の世話をしている場合でない空気が漂っていて、当時の職場の雰囲気は常に最悪でした。

そんな中で私は、大学で少しはやったとは言え実務でのマイコンに組み込むファームウェアと呼ばれる特殊なソフトを組むのは決して容易なことではなく、またソフトを組む以前に製品仕様そのものを理解することが最大の課題で、そのためにはどうしても有識者から伝授してもらうしかありませんでした。しかし、まだ若くコミュニケーション能力が不足していた当時の私にはそれらを解決させるだけの力がありませんでした。当時の上司はもう亡くなりましたが、毎晩毎晩、罵声を浴びました。大体午前2時から3時頃がピークでした。高橋まつりさんと同じです。

女子力がない!デブ!ブス!なんでこんな奴が来たのかな?やめろよお前!どうしてこんなのも出来ないんだ!何日あれば出来るんだ!お前、人間やめろ!死んでくれ!
もう覚えきれないほどの罵倒で今だったら大問題ですが、当時はそんなもんだと諦めていました。

男社会で女性が孤軍奮闘するのは無理ですし、可愛がられないとダメです。その後、私は鬱病で退社して、介護の世界に転職し、今は普通に家庭を持ち平和に暮らしていますが、あの時の上司のパワハラだけは一生許せないと言う思いです。



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