一人暮らしをしていた時、使った物は出しっぱなし、片付けることもせず、私の部屋は掃除をしてもすぐに散らかっていました。
これでは誰も人を呼べないと思い、情報を集め始めました。ある時、書店で掃除の方法の本を読んでいた時のことです。
掃除をするには、掃除のハードルを下げるべきだという内容がありました。
部屋を散らかす癖は早くなおしたいと思ったので、まずは掃除のハードルを下げるために使わない物を減らすことにしました。
まだミニマリストとは気づいていませんが、これが私がミニマリストになったきっかけです。
使われていない服を全て取り出し、ガラクタはメルカリに出したり、リサイクルショップへ持ち込みました。
捨てるだけではなく、お金になる物もあり、掃除はどんどん進みました。ものが減るにつれ、部屋の掃除はしやすくなりました。
そこで書店にまた行くと、「ミニマリスト」の本がありました。部屋にマットレスと机しかないミニマリストの生活に衝撃を受けました。
これは今の私に使えると思い、その情報を利用しました。ミニマリストを意識したのは、この本と出会ってからです。
さらにスーツケースに持ち物が全て入るという方の情報も知り、ミニマリストになることで「ものを減らす」ことを強く意識し始めました。
「できる限りものを減らす。」「持ち物の利用度を考える。」
厳しい視点でものを減らすことで、ミニマリストの私の部屋は、持ち物が全て押入れに入る状態になりました。
掃除のしやすさを追求したがゆえに、私はミニマリストの道を歩むことになりました。ですが、ミニマリストもいいことばかりではありません。
ミニマリストのメリットは「ものが少ない分、自由度が増す」のですが、
デメリットとして、「ものを少なくするために、やりたいことを犠牲にする」可能性があるということです。
「ロードバイクに乗りたい」と思っても、ミニマリストとしてはものが増えるのは少しストレスになります。
ですが、現代は服や車など、ものをレンタルしやすい環境になりました。
メルカリも使いやすくなり、ものを買った後も手放すことを考えやすい時代になりました。
そう考えると、ミニマリストのデメリットはあまり気にならない時代にもなったように感じます。
ミニマリストの生活は、「自分にとって大事なもの」を見つけるきっかけになると私は考えます。
ミニマリストの生活は、誰でも一度は経験していただきたい発見のある生活です。
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