ヒロニャン情報局

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天皇の退位と新元号に関して

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現在、今上天皇の退位と新天皇、其れに新元号がニュースや話題になっていますが、実は近年の歴史上では初めてとなる天皇陛下の退位に伴う皇位継承や新元号まで、あと1年に迫りました。

現在の皇太子が即位するのは、来年5月1日に決まり其の時には新たな元号となるが、その発表についての時期は来年4月になる見通しのようです。

私は購読新聞は読売新聞になりますが、毎日配達される其の新聞の一番上の表示には「2018年(平成30年)」○月○日と記載してあります。 しかし、報道などによりますと新聞によっては日付のランには2018年としか記載されていない様です。
ご存知のように平成30年の平成と言うのは日本独特の元号に当たります。 一方、2018年というのは、所謂、西暦年度であってヨーロッパ辺りで使用する年度に当たります。

私としては日本独特の年号というものを使用しないと言うのはとても残念な事と思っているのです。

既に1年以上も前になりますが、現在の天皇陛下である今上天皇が在位年数の節目と健康上の理由で、所謂、節目として天皇の譲位を切望されていることがニュースなどで報じられて、此れによって国会や有識者によって重々なる議論や検討がなされていました。

その結果として日本政府は次のように決められたそうです。

其れは、さらい年の平成31年、(2019年)の初日の○月○日には今の皇太子殿下に天皇の位を譲りにそして即位することによって、改めて其の日から今の平成の元号をあらため新元号とすることが決定したのでした。

そして我々国民もこの新元号が如何なる名前になるか興味津々でもありますが、其れに伴って心配事もあるようですね。

因みに、新元号への移るさいに実際に心配される事は、例えば、先ずIT化が進んでいる今日において、ITシステムを新たに解析、処理しなければならない問題、又、旧来の元号を使ったカレンダー類や多くの手帳が新たに発行、印刷しなければならない問題、などもあるようです。

そして、この様な事を踏まえてか国民の一部には、もう、ソロソロ元号という制度をやめたらいいのではとか、廃止してはどうか、という意見もあるようなのです。

今上天皇が生存のまま退位、若しくは譲位の意向を希望している事に関して、にわかに新元号が急遽話題のなること事態が、今の元号そのものが現在の世相にマッチしないと言う考え方です。

近代の元号と言うのは、周知のように明治、大正、昭和、平成の各時代でしたが、この様に漢字二文字で表記されております。

そして、新元号の条件というものは近年の元号である頭文字が被らないようにする必要があるともされているのです。その他にも色々な条件や制限が設けられているとされます。

ところで本来、日本の元号というのは天皇の在位期間のみとして定められていますし、在位期間中に元号を新たにするには、法令が必要になってくるのです。

因みに現在、一般的に使用されている西暦というのは、西欧諸国の年号であってキリストが生まれた時を西暦元年として今に到っているのです。つまり、キリストが誕生してから今年は2018年目ということになるのですね。