ヒロニャン情報局

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水と砂糖と塩で過ごした貧乏生活

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貧乏という言葉は、子供の頃や大人になってから1度は経験するものです。



「食べるモノがない」「お金がない」「明日からどうしよう」など、不安は誰にでも訪れます。



そんな私も、20代に少し体験をして苦労した事があります。 

 

初めて地方の実家から独立をして、一人暮らしを東京で始め仕事をした時です。



憧れの東京は、ビルも高く大都会でスゴイと感じた街でした。

 

 

住んだ場所は、新宿でワンルーム家賃が8万円のマンションになります。



「給料が20万円以上あれば、何とかなるかな?」と、思っていた私は、ある販売店のOLとして就職します。

 

 

仕事は簡単で1ヵ月働いて頂いた給料は、手取りで14万円でした。

 

 

家賃8万円で食費、公共料金、生活費などを引けば、給料はほとんど残りません。



「一人暮らしをしている人たちは、こういった感じでも生活をやり繰りしているんだな」と、思い毎日を過ごします。



しかし、ある時、会社内で人間関係トラブルが起きて私は、辞める事になりました。

 

 

新しい仕事を探すため、職業安定所に行き同じような販売店へ就職します。

 


しかし、1ヵ月後貰った給料は、13万円になり生活はさらに厳しくなったものです。

 

 

そして、3か月後には、また人間関係トラブルで会社を辞めます。

 

 

少し精神的に疲れたある日、原付バイクに乗っていて車にぶつかってしまいます。

 

 

私は、足を骨折して車の修理代も15万円ほどかかる事故です。



自分は1ヵ月入院をして治療費と修理代を払う羽目になり、貯金はなくなり親からお金を借ります。

 

 

私の親は、厳しく「貸したお金は絶対返せよ」と、言ってきました。



仕事も辞めて治療中の間、収入は0円で食べるモノもなくなったものです。

 

 

家の中にあるのは、水と砂糖と塩、調味料になり空腹が訪れます。



「とにかくお腹に何かを入れないと」、と思い水をガブガブ飲んでみました。

 

 

空腹は少し収まり、1日水を飲んで過ごします。



次の日、空腹がさらに訪れて水と砂糖を舐めて1日が終わりました。

 

 

「早く仕事をしないと死んでしまう」と、思うと足が痛くなり家から出れません。



3日目、4日目、5日目、6日目と、私は水と砂糖、塩などを口にして何とか空腹を満たしました。



さすがに、水と砂糖などでは、限界になりチラシから飲食店アルバイトを見つけて始めます。



ようやく水と砂糖、塩以外の食べ物を口にした時は、うれしく感動したものです。



たった6日間の体験でしたが、生きる大変さ、食べる必要さを知り勉強になりました。



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