脳波をスキャンし、なにかをするというテクノロジーが急速に発展してきています。その応用範囲もかなり沢山出てきているので、ここで書いていこうと思います。
まず、一つ目が、家電のコントロールに使えるというものです。私たちが、部屋の中に入って、電気を付けたいなと考えるだけで電気が付いたり、エアコン付けたいなと思って、手に何も持たずに、エアコンの方に向けて押すしぐさをするだけでエアコンがつくというものです。
最近、IOTの発展により音声で家電が動くというものが商品として出ていますが、脳波を使えば思い描くだけで家電をコントロールすることができます。
そんな家電をコントロールできる脳波のニュースが増えてきています。仕組みは、どうなっているかというと、部屋に入って、電気を付けたいなと考えたときの脳波をデータベースとして持っておきます。
そして、実際に部屋に入ってきたときに、そのパターンの脳波が現れると電気が付くという仕組みになっています。
このようなデータベースに、電気を付けたい、エアコンを付けたい、テレビを付けたい、掃除機ロボットを動かしたいなど、それぞれ思ったときの脳波を登録しておくことで、自動で家電をコントロールすることができるようになります。
もうすでに、実験段階で、家電をコントロールすることが出来ていると言われています。
ですから、近い将来、商品として家電をコントロールすることができるというものが出てくるのではないでしょうか。
さて、他には、どんな脳波を使ったものがあるのでしょうか。他の応用としては、ゲームに使うというものがあります。ゲームの中で、ものを動かしたり、主人公を動かしたり、戦うなどのアクションをすることが脳波でできるようになります。
現在、実現できているレベルでは、簡単なものを動かす程度のものはできています。脳波を使ってモノを動かすというゲームです。
さらにアクションなどに使えるようになるまでは、もう少し時間がかかるということです。
さて、他には、どんな応用範囲があるでしょう。それは、大学の研究レベルですが、人の認証に脳波が使えるというものがあるそうです。
これまで指紋認証や、目の認証、顔認証などにより個人を特定するというものがありましたが、これから研究をすすめていけば、脳波でも認証をすることが可能になるとのことです。
現在、研究段階で90パーセントの成功率だそうです。やり方は、簡単で特定の音や絵を見たときにでる脳波の特長を認証に使うものだそうです。このように脳波は、幅広く使われていく可能性があります。