一昨年5月のゴールデンウィークのすぐ後に、夫と一緒にコタキナバル(マレーシア・サバ州の州都)に6日間旅行に行きました。
コタキナバルを選んだのは、格安だったことと、アジアのビーチリゾートでのんびり過ごすだけではない、自然を満喫できる経験がしたいということからでした。
ゴールデンウィークから少しずれていたこともあり、旅行代金は15万円程度でした。
宿泊したホテルは、シャングリラ・ラサ・リア・リゾートという、シャングリラ系列のホテルです。
コタキナバルからは離れているので、街にすぐに出て行きたい人にとっては不便なのですが、私はこのホテルを選んで良かったと思っています。
レストランは充実していて、マレー料理やイタリアンなど、地元の料理も洋食も両方味わえます。
どこのレストランも美味しかったです。アクティビティーも豊富です。マリンアクティビティも楽しめますし、ホテルの敷地が広大で裏に大きな山もあるので、自然の中を解説してくれる現地ツアーもあり、私たちはこのウォーキングツアーに参加したのですが、日本では見られないようなものすごく大きい蜘蛛や、オオトカゲなどを見ることができました。
隣にゴルフコースもあるので、ゴルフをする人にもピッタリです。
そして、今回の旅行で一番感動したのが、テングザルを見に行くツアーです。
コタキナバルからしばらく車で行ったところにマングローブがあり、そのマングローブの木の上でテングザルは生活しています。
写真でしか見たことのない、愛嬌のある顔をした野生のテングザルを一目見たいと思い、現地ツアーに参加しました。
コタキナバルからテングザルを見に行くツアーは人気のようで、様々な旅行会社からツアーが出ています。
ツアー当日は、ホテルに迎えの車が来てくれました。途中舗装されていないガタガタの道を進みながら、川までたどりつくと、そこからはボートに乗り換えて出発です。
この辺りでは、テングザルだけではなく、いろいろな種類のサルが暮らしています。
カニクイザルはそこらじゅうにたくさんいてかわいかったです。
テングザルは群れで暮らしているので、一匹見つかれば、その周りに十数匹いるとのこと。
サルたちを驚かさないようボートでゆっくり進み、ガイドさんが指さす方を見ると、木の上にちょこんと座ってゆっくり草を食べているテングザルがいました。
そして、あたりを見回すと、同じようにテングザルが何匹もいます。
特徴的な長い鼻と、丸々としたお腹を見ながら、しばらく感動しながら観察しました。
マングローブにはサル以外にもサイチョウ(頭部にある角質の鶏冠がサイの角を連想させる鳥)や蛇など様々な動物がいて、本当に自然豊かです。
自然を肌で感じることができ、良い思い出になりました。
私は夕方に戻るツアーに参加したのですが、夜までいると蛍がたくさんいて幻想的な景色が見られるそうです。
コタキナバルは、アジアンリゾートとしてはあまりメジャーではありませんが、自然が豊かなので、動物好きの人はきっと楽しめると思います。
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