ヒロニャン情報局

色んな人の人生を知って成長していくをモットーに、面白い話、役に立つ話等集めて投稿しています。

双子の育児と夫との別居、毎日想像以上に大変。

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私は現在45歳です。結婚も遅く、なかなか子どもにも恵まれませんでした。私はそれでも良かったと思っていました。

もともと夫との関係は良好ではなく、私の短所・偏見を差し引いても、彼の日常的な嘘、また夫の実家からの嫌がらせに、私は急性胃腸炎を発することとなったほどです。

離婚を考えたところに、夫の転勤話が持ち上がり、東京へ引っ越すことになりました。義実家から離れること、夫も東京で仕事を続けられるよう努力するという話(のちに嘘とわかったが)を信じ、東京に行くことを決意しました。

東日本大震災を経験し、私は「一人で死ぬこと」への恐怖を持つようになりました。子供がほしい、そう思ったときに本当に幸運なことに妊娠することができました。

ところが、実家で出産したいがために、帰省した折に検査をしてもらったところ、双子妊娠であることが判明、その上、一卵性のために起こる可能性の高い病気にかかるかもしれないから、すぐに入院、安静の生活をしなければならないことになりました。

双子妊娠は想像以上に苦しく、病院での寝たきり生活、自由に動けないストレスなど、負荷が大きかったように思います。

夫は遠方だからと来院はなく、連絡もなく、また、子供が生まれてから必要な布団やベビーカーなどの買い物については「俺には関係ないことだから、お義母さんと選んでくれ」と放ったらかしの上、その代金も払いませんでした。

結果的に、病気が悪化し、片方の子供に栄養が偏っているという理由から、出産日より早めに出産することとなり、子供たちはかなり小さく生まれました。一ヶ月はNICU(新生児特定集中治療室)での入院です。

私だけ退院し、3時間ごとに搾乳し病院に届ける毎日が続きました。子供がそばにいない、抱くことができない状態での搾乳はむなしいものでした。

ようやく子供が退院することができ、家に来たものの、今度は双子育児の大変さを思い知らされました。NICUの助産師さんからも言われたのですが、私の子供たちは特に自己主張が強く、その泣き方も尋常ではありませんでした。

そんな日常に疲れ果てているところ、夫は顔を出すだけで子供の世話もしない、来ては酒を飲み、本を読み、子供がいなかったときと同じ生活をしています。私も私の両親も彼に愛想を尽かし、別居生活を送ることとなりました。

片方が眠れば片方が起きる、そんな毎日に私の体調も限界となったため、泣かせてでも、こちらのあげられるときにミルク・母乳を与え、散歩をさせ、眠らせるという工夫をしました。

家庭訪問での検診もありましたが、「双子育児って大変と聞きますが、本当に大変そうですねー」という暢気な一言で終わり、検診への不信感も沸きました。

どこへ行くにも一苦労、なかなか外出することもできず、また、私も心に余裕がなく、妊娠中にやってあげたかったことは何一つできませんでした。子供たちの個性すら、気遣うこともできませんでした。

そんな私たちも、検診中に出会ったある先生の勧めで、養護訓練センターへ通うこととなり、どのように接するとその子が機嫌がよいのか、心に余裕を持つために、センターの先生方が2時間も子供を見てくださることになり、自由な時間を持つことで、子供も私も、少しずつ、たぶん「普通の幼児を持つ」親子としての生活ができるようになったと思います。

子供も、どのように表現すると伝わるのか、学んだのだと思います。

今、子供は7歳。小学2年生です。それなりに悩みはあるものの、あのころに比べれば、最上級に「つらい」わけではありません。

夫とは相変わらず別居中。最近、婚姻費用および養育費が支払われなくなったため、支払い請求と離婚のために動き出そうと考えています。まだまだ困難が続くと思われますが、今は子供が私の支えです。

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