ヒロニャン情報局

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パーキンソン病の父の介護と崩壊していく家庭を守ることの難しさ

   

個人経営の父(48歳)、専業主婦の母(45歳)、社会人1年生の姉(21歳)、高校3年生の私(18歳)の4人家族。
父は親戚の叔父と2人で小さな会社を経営していました。私が高校3年生の頃に突然、常に健康だった父が右手が痺れるなどの体調不良を訴え始めました。何度か病院へ通いましたが原因が分からず、次第に身体の右半分全体が痺れるような感覚になり仕事もままならない状態になりました。結果、脳神経外科の病院に行ったところ長期的に様々検査を受け「パーキンソン病」との報告を医師から受けました。

そこから薬治療やリハビリなど治療を続けていましたが一向に良くならず、次第に
父の身体は言うことを聞かなくなり、「パーキンソン病」と診断されてから一年後
にはほぼ寝たきりの状態になってしまいました。

介護は自宅で行いました。父は元々病院が好きではなく、検査入院していた時も病院から勝手に抜け出してパジャマ姿で家に帰ってきたほどでした。
そこから家族だけで介護を行い始めましたが苦労の連続でした。寝たきりの父は何も話すことが出来ないため意思疎通が難しく、また慣れない介護に家族間での意見も合わない事も多くあり家族のストレスは溜まる一方でした。

母は常に父の側で介護をし、姉は仕事と家に帰れば家事を行い、私は高校を卒業して専門学校に行きながらアルバイトと父と一緒に仕事をしていた叔父のお手伝いをしていました。

家計は親戚の支援などもあり大丈夫でしたが、次第に母の介護による疲労も蓄積していき介護が始まってから2年目の時に脳内出血で倒れてしまいました。母は入院生活が始まり、姉と私で介護と仕事を両立させていくしかありませんでした。

数週間後、専属医師の勧めで母と父は同じ病院で入院生活を送ることとなりました。その1年後、完全に動く事も呼吸する事も難しくなった父は風邪による病気で亡くなりました。

幸い母は脳内出血が小脳であったため薬による治療だけで済み、リハビリをして無事退院する事ができました。

この介護生活で感じた事は、実の家族だけで介護することの難しさでした。家族間だけだとどうしても「遠慮」と言うものがなく、厳しい言葉を投げかけてしまいます。そのため家族間でストレスが溜まります。

どんな些細なことでもプロの方に介護の依頼や相談するなど、積極的に外部の方達と接点を持つことの重要性を知りました。

お金についても、何らかの国の支援や税金対策など今思えば、いろいろ調べれば
もっと余裕のある生活ができたのではと思っています。当時はその事について考える余裕はありませんでしたが・・。

父のために良かれと思って行った家族だけでの介護は結果的に介護をしている私達よりも病気となった父を苦しませる事になった事を今でも悔やんでいます。
外部の方の協力を依頼していれば「父にもっとしてあげれることがあったのでは」と考えました。



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