私は国際結婚なので、私の姑は外国人です。外国人だと「サバサバしていて嫁姑問題もないのではないか」などと思われがちですが、育児をめぐって姑を嫌いになることがあります。ここではそんな経験を紹介します。
1.自分のやり方を押し付ける
自分のやり方を押し付けるというのは外国人の姑も変わりません。外国人の場合は国の違いもありますので、非常に面倒です。
娘がたんぽぽの花を摘んで喜んでいた時、姑がいきなりそのたんぽぽの花を娘から奪い取り、踏み潰したことがありました。
一体何をするのかと思ったら、姑は「たんぽぽの花は肌にシミを作る」と思っているようで、「シミだらけになったらどうするの」と言われました。
もしもたんぽぽの花で肌にシミができてしまうなら、日本人の肌はシミだらけだと思います。そんなことより、小さな子供の手から花をもぎ取って踏み潰す方が問題なのではないかと思うのですが、そのような意見は聞いてはもらえません。
2.食べ物に対する価値観が違う
食べ物に対する価値観が違うというのも、姑を嫌いになってしまう理由の1つです。
日本では離乳食があり、栄養のあるものを子供に食べさせます。もちろん海外にも離乳食はあるのですが、特にパンが主食の国では「子供にはパンを食べさせたら良い」と言われ、しかもクリームチーズやジャムなど、どう考えても体に良くないものばかりを勧められます。
子供は甘いものが好きですから、そのようなものを出されれば食べて当然です。
しかし、パンばかりを勧められ、「親戚の子供もクリームチーズのサンドイッチが大好き」などと言われると、家に行くのも嫌になってしまいます。
3.言葉が通じない
私の姑は英語圏の人間ではなく、私はその言語が話せないため、共通言語がありません。
姑は一生懸命英語を話そうとしてくれるのですが、言っていることもよくわかりませんし、私の言い分は通じません。
そのため、育児に対して私が意見を言っても聞いてはもらえず、姑も私の話を聞こうとしないため、どうしても気が合わないところがあります。
海外は靴を履いたまま家の中に入る習慣があるため、日本でいう玄関が存在しません。
しかし、私は子供が玄関から出て行ってしまわないよう、「靴を履かなければ外に出てはいけない」と教えています。
しかし、姑は「靴を履かずに庭に出て行っても良い」と娘に教えていました。
困った娘が私のところに靴を持ってきた時、姑から「靴を履かずに庭に行けばいい」と大きな声で言われましたが、この時は「靴を履かずに外に出てはいけないと教えている」と主張しました。
しかし、言葉が通じないので私の言い分は理解してもらえませんでした。
・まとめ
海外では嫁姑問題がないのではないかと言われますが、海外でも日本と同じく、それなりに問題があります。
避けるわけにもいきませんので、適度な距離をとりながら関わるのが1番だと思っています。