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上司の知られざる秘密 

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以前、建築会社に勤務していたんです。その時の男性の上司が、かなり厳しい人がいたんです。ガテン系で口数も少なくて、いつも怒られてばかりいたので、はっきり言って苦手でした。

そんなある日、私が友人とテーマパークに遊びに行くと、なんと上司もそこにいたんです。ヤバイなぁ、バッタリ顔を合わせたらどうしようと思いながらも、私は友人とアトラクションに参加しはしゃいでいました。

上司はお子さんと来ていたみたいで、会社で見るよりも穏やかそうに見えました。
「ねぇ、ジェットコースターに乗らない?」
正直、絶叫系は苦手なんですよ。それでも、友人に頼まれて乗ったんです。すると、驚いたことに上司がお子さんと先頭に乗ってたんです。あの厳しい上司のことです。きっと平然とジェットコースターも乗るのだろうと思っていました。


すると、出発した途端。
「やっぱりダメだっ。降りるっ、降ろしてくれっ」
「パパ、やめてよ。恥ずかしいっ」
上司とお子さんの声が聞こえてきました。え?今のってあの上司?あの、いっつもムスッとして口数が少ない、あの?と、私が混乱している間にジェットコースターのスピードが増していきました。

すると、「ぎゃああああああああああっ!」けたたましい上司の悲鳴が響いたのです。私は、ジェットコースターの恐怖など忘れて、上司の行動を見ていました。どうやら泣いているらしく、隣に座る娘さんが慰めているようで、一生懸命肩をさすっています。
やがて、ジェットコースターが元の場所に戻り、私は迷いました。今、ジェットコースターから出れば、私は上司と鉢合わせしてしまうんです。

私としては、上司の意外な1面が見れて何となく親近感が沸いたのですが、顔を合わせれば気まずい雰囲気になるのは間違いないです。
どうしよう、どうしようと思っていたら、グスッグスッと鼻をすすりながら上司が歩いてきました。
そして、私と目が合うと顔を真っ青にして走って逃げていきました。
普段はあんなに厳しい上司の泣き顔を見るなんて、なんだか見てはいけないものを見てしまったような気持ちです。
日頃のことを考えると、スッとしたという気持ちもありましたが、次の日からどんな顔をして会社に行けばいいのかわからなくなってしまいました。

ところが、です。次の日会社に行くと、上司がコンビニのお菓子を片手に私を待っていました。
そして、「昨日のことは誰にも言うなよ」といつものぶっきらぼうの口調で言ってきました。
上司が去っていく後ろ姿を見ながら、なんだかとても親近感が沸きました。



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