ヒロニャン情報局

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誤解から始まった修羅場

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私が30代の頃に、職場である修羅場に巻き込まれてしまいました。印刷会社に勤めていたのですが、当時、後輩には厳しいD子さんと、後輩にとびっきり優しいT子さんがいて、後輩達はどちらと仲良くするかかなり悩んでいました。そして、結果的に優しいT子さんはかなり人気があって、D子さんはかなりおもしろくないようでした。

私は、出身校がD子さんと一緒だったため話す機会も多く、勝手にD子さん派だと思われていました。そして、このことが修羅場へと繋がっていくのです。

ある日。たまたまT子さんが落とした手帳を帰りに拾って、次の日に返そうとしたんです。
更衣室で拾いましたと渡すと、T子さんは今まで浮かべていた優しい笑顔が嘘のように厳しい表情をしました。
そして、中身を見たかと聞くので見てませんと答えたのですが、彼女は納得してはくれませんでした。私の肩を思いっきり突き飛ばすと、まるで私が盗んだかのような口振りで責めてくるのです。

私は何度も違うと言ったのですが、T子さんは思い込んでいて、周囲が集まってくると半泣きで周囲に自分の状況を話し始めたのです。
他の人も集まってきて、D子さんが私を庇ってくれたのですが、T子さんは思いっきりD子さんをビンタしたのです。辺りがシーンと静まり返りました。

「どうせ、あんたが命令したんでしょ!だって、彼女は私よりあんたと話している方が多かったんだから!」
その言葉に、周囲の視線が私に向きます。T子さん派の人は口々に私とD子さんを非難しました。
D子さんも負けじとT子さんに殴りかかり、私は半泣きで止めに入ることしかできませんでした。T子さんとD子さんに引っ掛かれたり、服を掴まれたりしながら、なんとか止めようとしたのですが、女の力ではどうしようもありませんでした。

結局、上司や男性社員に止められてその場はおさまりましたが、制服はヨレヨレになるし、ストッキングは破けるしで大変でした。
それからというもの、私はT子さんとも、D子さんとも会社で話すことはありませんでした。

そもそも、ことの発端はT子さんが私のことをD子さん派だと誤解してのことから始まったのです。もし、私がT子さん派だったら、こんな誤解はされなかったと思います。
些細なことから乱闘事件にまで発展してしまい、後からは上司に説教をされるしで、かなり参ってしまいました。

このことがきっかけで、私はできるだけ特定の人とは話さないように気をつけるようにしました。


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