ヒロニャン情報局

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お料理の食材に猫の肉

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社会人になって間もなくの頃、学生の頃の仲良し3人組で、ある町の中華街の評判のお店に行った時のお話です。

新卒で就職して、職場ではストレスがたまり気味だった当時のわたしたちは、積もる愚痴話に盛り上がりに盛り上がって時の経つのもわすれていたほどでした。

時間とともに酔いもまわって、ほろ酔い気分でお手洗いに立ったわたし。

お手洗いは、どこかと細い通路を通って奥へ奥へと進んで行きました。

すると、倉庫かなと思われるようなお部屋の前を通り過ぎるときでした。

その時に、一瞬ちらっと中を覗くと、びっくりです。

切断された猫の頭がお部屋のコンクリートの床に小高い山のように積まれていたのです。

床を、流れ出た血がかたまりになって真っ赤に染めていました。

「あっ!!」と思わず両手で口元を抑えて立ち止まってしまったわたし。

すると、お店のひとが大急ぎでわたしの後ろにやってきて、「何かここにご用ですか?」と恐ろしい顔つきで言ってきたのです。

わたしは、正直に「お手洗いは、どこですか?」と尋ねました。

「トイレは、こちらですよ。ご案内しますよ」とお店の人。

誘導されるわたし。

お手洗いに入っても、落ち着かなかったわたし。

頭が真っ白になってしまっていました。

あの光景が頭から離れなくて、嘔吐を繰り返してしまいました。

お手洗いから出ると、ドアのすぐ近くで待っていたのはさっきのお店の人とさらにもう一人の主人らしきお店の人。

「こちらへどうぞ!」と別室へ誘導しようとするのです。

わたしはこの時、「殺される!」と思ったのです。

ためらっていると、主人らしい店員さんが、「お時間は取りません、お願いがあるだけ」と言うのです。

誘導されたお部屋は、店員さんが休憩するだろうお部屋でした。

そこに入ると、二人の店員さんが私に向かって言うのです。

「さっきは驚かれたでしょ?広東料理では、猫は普通に食材として使っています。日本の人には信じられないと思います。だから、このことは、だれにも話さないでください」と言って頭を下げてきたのです。

そして、おびえているわたしに、1万円札を3枚も差し出してきました。

「要りません。口外したりしませんから、これ、要りませんよ」と言って手で押し返そうとしました。

ムッとした顔つきになって、わたしを睨みつけてきた店員さんのお顔の怖いことったらありませんでした。

受け取ってもらわないと、どうしても困るというのです。

そして、頭を下げ続けるのです。

これ以上断り続けたら、本当に殺されるかもしれないという恐怖さえ感じました。

結局わたしは、恐る恐る受け取ることにしたのです。

すると、なんどもお礼を言って頭を下げるお店の人たち。

わたしは、席へ戻ってもしばらく言葉もありませんでした。

お店の遠方からわたしのことをじっと見ているような気がして、もう食事や会話どころではなくなってしまったのでした。

そんなわたしの様子をみて、「気分でも悪いの?」と心配してくれる友だち。

「酔いがまわっちゃっただけ・・・」とこたえたわたしでした。

その後、ずっと口外しないで黙ってきたわたしです。

もう時効と考えていいですよね。


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