20代前半で産んだ娘と、姉妹とまではいきませんが、クラスでもずっと一番若い母親として時にはお友達親子などと揶揄されることも多いです。
娘は現在有名私大に通っていますが、ここに来るまでにはいろいろな壁がありました。
やはり、中学生の時の反抗期は今思い出しても冷や汗が出ます。
子供の成長にはつきものの反抗期ですが、うちはずっとほとんどなかったので突然中学生になったら友達関係が変わって、がっつり影響を受けて私の言うことをきかない、平気でうそをつく、学校をさぼるといったことが始まりました。
それまで目立った反抗がなかったため、慌てて対応しましたがしかればしかるほど、反抗します。
取っ組み合いになったこともありました。
女の子で私より背が10センチ以上高いので、勝てるわけがないのですがほぼ互角でした。
青あざだらけになったので、本気でけられたことに後からショックを受けました。
夫やその家族からは反抗期は当たり前、ということで取り合ってもらえませんでしたが、こちらは必死です。
年齢が近いから見落としていたことがあったのか?と日々自問自答してネットでも色々調べました。
スマホが普及しだした頃だったので、持たせる持たせないでもずいぶんもめました。
結局は高校入学時までは絶対に買わないということで、塾の連絡用に私が管理するスマホを持たせていました。
不良の友達に影響されやすいので、メールやラインは禁止していましたが、アイポッドをWi-Fiにつない普通にやり取りしていたようです。
いじめや仲間外れの温床になるため、未熟な中学生にスマホを持たせるべきではないという持論でしたが、子供には理解されないままでした。
学校のテストをさぼって先生から連絡が来たり、なんで生んだんだというようなことを言われたこともあります。
それでも何とか勉強だけはそれなりにできたので、一応高校も大学も本人の志望するところには入れましたが、ずっと良い子だった子が、嘘を平気でついたり暴力をふるったり全くいうことを聞かなくなる、という風に変化したことに自分がついていけませんでした。
高校に入ったらすっかり落ち着いて勉強を頑張って大学も第一志望に入れましたが、中学の時の荒れ方と言ったらひどかったです。
自分に反抗期がなかったことで、全く何のことかわからなかったのも不幸でした。
あのまま放置していても結果は同じだったかもしれませんし、何度泣きながら友達に相談したか覚えていません。