ヒロニャン情報局

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主人がハマっていた趣味の最中の生きた心地がしなかった経験

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主人の仕事の転勤がキッカケで沖縄に移り住んだ私たち夫婦は、沖縄のことが大好きになって長い年月、沖縄本島で暮らしました。

当初は数年だけ住む予定だった沖縄に10年以上も住むことになった理由の一つは主人が沖縄ならではの、ある趣味にどっぷりとハマってしまったからです。

その趣味とは「パラグライダー」という大きなグライダーの下のシートに座って空中を飛び回るものでした。

空中から見える沖縄の青い海の景色はたまらなく感動するようで、主人は最初はちょっと試しにやってみると言っていただけなのに、実際にやり始めるとすっかりその魅力にハマって夢中になりました。

そして仕事が休みの日には朝早くから夕方まで、パラグライダーをしに沖縄本島のいろんな場所に飛びに行っていました。

そして私も主人と一緒にパラグライダーが出来るスポットに行って、主人が空中を飛び回っている姿を見ることもよくありました。

主人が空中で楽しんでいる間、私は他のパラグライダー仲間の人たちやその家族とお喋りを楽しんだり、愛犬と一緒に遊んだりして待っていました。

そして主人が地上に降りてきて、空中で見えた景色などを説明してくれるのを聞くのを楽しみにしていました。

私の両親が私たち夫婦を訪ねて来てくれた際、ある高い山に主人がパラグライダーを楽しみに行くので私の両親も一緒に行くことになりました。

他のパラグライダー仲間の人たちも一緒でしたので、いつもと同じように主人がその山から飛び降りて空中を飛び回っている姿を私の両親と一緒に見ながら、両親との会話を楽しんでいました。

でもそんな中、パラグライダー仲間のリーダーの元に主人と一緒に空中を飛んでいたメンバーから無線で連絡が入って、「私の主人が墜落してしまった」と言うのです。

私と両親はその悪い知らせを聞いてとてもショックでしたし、どうしたら良いのか分からなくてパニック状態になりました。

その後、他のメンバーの人たちと一緒に私と両親は主人が落下してしまった場所に行くことになりました。

でもそこは険しい山の中で、ちゃんとした道もないような所を歩かなければいけなかったのですごく大変でした。

でも主人を救うためだと思って必死に歩き続けました。

主人が空中から落下して生きているのかも分らなかったので生きた心地がしませんでした。

もし主人に何かあったらどうしようと思って不安で心配でたまりませんでした。

そんな不安をかき消すためにも私は必死で山の中を歩き続けました。

幸い、その後、他のメンバーの方に主人を見つけてもらうことが出来ました。

主人はグライダーが木に突っかかってぶら下がっていた状態でした。

そして奇跡的にそんなに大きな傷を負っていなかったことが分かって本当にホッとしました。

でも主人が大丈夫だったと知るまでは本当に生きた心地がしなかったです。

私の両親もそうだったようです。

そしてその後、山道の草の中をかき分けて歩き廻った私の母親は肌がちょっと弱いこともあって、植物かぶれになってしまって大変そうでした。

でも何よりも主人が無事で本当に良かったです。

もう二度とあんな経験はしたくありません。

ちなみに主人はその後もパラグライダーを楽しみ続けました。


 

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