ヒロニャン情報局

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身内からの妊娠報告に涙した日

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私は現在30代前半で、3年ほど前に結婚をしました。


独身時から、生理不順や不正出血があったので、結婚して妊娠できるかと不安で、すぐに婦人科へかかりつけるようになりました。


そこで調べてみてもらった結果、私は多嚢胞性卵巣という症状があるということが分かりました。


この多嚢胞性卵巣という症状は多くの女性が抱えている症状らしいのですが、月に一個の卵子が通常は成長していくのに対し、この症状がある人はたくさんの卵子を成長させてしまうそうです。


そのせいで、生理の時期がずれたり、排卵が上手くいかず無排卵のまま生理が終わってしまうというものなのだそうです。


確かに普通の生理とは違うことが多々ありました。


不正出血のような状態がずっと続き、またしばらくすると本当の生理が起きるという状況です。


これを直すため、子供を授かるために、婦人科へ定期的に通うことになりました。


はじめ医師からはこの症状を抱えていても6か月のうちに妊娠する可能性は高いと言われていました。


しかし、半年たっても全然妊娠する気配すらありません。


病院に通うたび、そして生理が来るたびに、自分が不妊症なのだということを強く意識するようになっていくのでした。


夫婦で子供についてや妊娠についての話はよくするようになりました。


夫は比較的協力的で、私の話を聞いてくれたり、愚痴にも付き合ってくれます。


また精子の質を調べる際も快く協力してくれたりもしました。


本来なら嫌がる人も多いのに、申し訳ないなという気持ちも大きくありました。


ちなみに夫の検査では特に問題が上がらなかったので、良かったなという気持ちも半分ありつつ、残り半分は自分のせいで彼に子どもを見せてあげることができないかもしれないという気持ちになりました。


やっぱり不妊症なんだなとまた強く意識した時でもありました。


ただ、もっと落ち込んだ時は、身内から妊娠したという報告を受けた時でした。


まだ入籍もしていないのに、妊娠したという話を聞いて、私の中にどんどん黒い感情が湧いてきました。


年齢も近く、仕事も似ていたから余計にだったのかもしれません。


私たち夫婦は5年以上付き合っていて結婚しました。


家族に挨拶したり、親戚に挨拶もしたり、結婚式も小さいながら挙げました。


順番通りにしているのに、どうしてうまくいかないんだという気持ちや、夫への申し訳なさ、夫の両親、自分の両親に対しても申し訳なくて仕方ない気持ちになりました。


この報告を受けてから、ずっと泣き暮らす日々が続きました。


泣いていても仕方ないと思うのですが、ああ自分はやっぱり簡単に妊娠できない体なのだということをはっきりと突き付けられたような感じがあり、そう簡単に前を向けませんでした。


ずっと前を向けず、暗い気持ちでいましたが、時が経ち、夫が傍にいてくれたからこそ少しずつまた前を向けるようになってきました。


もう妊活を辞めて二人だけで生きていければいいじゃないかと思うようになってから、力が抜けたという感じもあります。


もしかしたら自分が意識する以上に気持ちが張り詰めていて、崖の上に立っているような状況だったのかもしれません。


まだ、自分の元には子供はやってくる気配がありませんが、もう少し待って見ようかなと思っています。

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