辺野古移設の工事が始まったというニュースがあったのは結構前になりますね。
専用の工具が無いと切断できない物を切断したり什器の燃料タンクに異物を入れたりとどう見ても悪質すぎる妨害工作を含む反対が盛り上がったりもしました。
それに関してタレントが何人も辺野古反対に賛同している訳ですが、中でも工事中止嘆願書への署名を呼びかけるローラさんについてちょっとした騒ぎになっています。
タレントの政治的発言についての議論です。
アメリカでは芸能人が政治的スタンスを示しているのにどうして日本ではそうではないんだ、みたいな意見がタレントの政治的発言をあまり良しとはされない日本の現状を批判しています。
日本では思想の自由も言論の自由もありますし、何か政治的な事を言うのは芸能人だからと言って憲法上制限されることは確かにありません。
ですがテレビで顔を売る立場でありながら何かに賛同する事は、それに反対するファンを全て切り捨てる事に他なりません。
また政治的意見をタレントが自由に言える空気を作るというのは、何かの立場を表明する事を強要される空気になってしまいます。
安保闘争とか学生運動の頃は、意見のない人はノンポリとしてつるし上げの対象になったそうです。
またローラさんは以前から環境問題に関する運動で知られていて、今回も「美しい海を守れ」と言う感じで、そんな運動の一環と言えます。
しかし、彼女は知っているのでしょうか?
米軍基地の周辺は人の立ち入りが物凄く制限されるため、却って自然環境がかなり保全され美しい海岸や海が広がっているんですよね。
逆に基地反対運動で集まった人々の去った後が目も当てられないゴミだらけの惨状になるという事実もまた無視できません。
また辺野古の新米軍基地についても自然環境問題だけでなく、住民の住環境や職、国防や外交と複雑に絡みあっていて彼女が言っているのはその環境問題だけなのです。
ある番組でローラさんは「不勉強」と批判されたそうですが、意見そのものは曲げなくてもいいけどこういった指摘に反論できないようならこのそしりを免れるものではありません。
別に政治的な意見はタレントだって表明してもいいんです。
ただローラさんのインスタグラムはフォロワー数が520万人と大変多いのです。
その発信力、影響力は少なくないので長くそのスタンスでやっていくなら「不勉強」な状態から1日でも早く脱するようすべきだと思います。
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