ヒロニャン情報局

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保守系のサイトにDDoS攻撃というニュースに思うこと

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一部ネット系メディアではニュースになっている事なんですが、10月25日ごろから「保守速報」「Share News Japan」「アノニマスポスト」「もえるあじあ」「netgeek」などのサイトがしばらく閲覧できない状態となりました。

これらのサイトは政治を扱う保守系のサイトと目されるもので、大規模なDDoSと呼ばれる攻撃による結果ではないかと言われています。

これはウィルスで大勢のパソコンスマホを乗っ取り攻撃対象のマシンに過大な負荷をかけることによりサイトを見られなくする攻撃だそうです。

さて、普段からそう言ったサイトを苦々しく思っている方々には「いい気味」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが人の考えに基づく言論・表現(例え他人の発言のまとめと言う形にしろ)を不正な攻撃により出来なくさせる、という手段を許容する事については一歩踏みとどまって考えていただきたいところです。

アニメ『コードギアス反逆のルルーシュ』でルルーシュが発したセリフ「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」という名台詞がありましたよね。

つまり、個人的感情やセンスの中で許容しがたい言説を、ただ単に気に入らないと言う理由で不正な手段を使ってでも邪魔をする人は「逆にそれをされても文句を言えない」と言う訳です。

そう言った手段をアリと考えてしまう人もまた同様に、何らかの不正な手口で言論や表現を邪魔された場合にその訴えをしても聞くものは居なくなるでしょう。

その際の不正な手段はウェブ上の攻撃に限らず、人質を取られたとか銀行口座を抑えられたみたいな物かもしれません。

もちろん世に出された意見や表現に対し反対や批判を唱えるのは問題ありません。
それが言論が保障された世の中の表現の自由と言うものですから。

しかし敵対者の口を暴力その他不正な手を使って塞ぐのだけは邪悪な行為と糾弾せざるを得ません。

それを許していった先にどんなものがあるのかは、人権を考えすぎた一部人権先進国を見ればわかるかもしれません。

表現の自由の破壊は、個人の楽しみみたいな権利を不正に奪い去る行為であり、最終的には民主主義の破壊でもあります。

多数決の投票先をいろんな意見に触れて考えてから決められるというのが民主主義と言う制度の肝ですから、意見自体の封殺は絶対にアウトなのです。

仮に正気を疑う様なおかしな意見だとしても、それはそれでなるべく無編集でそのまま出していただいた方が決断の参考としては優れていますからね。

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