大相撲秋場所では白鵬が優勝を決め、幕内通算1000勝という史上初の快挙を成し遂げました。
私もこの時の様子をテレビの相撲中継で観ていましたが、やはり貫禄の強さだったと思います。
他の力士も強い人はたくさんいますが、中でも群を抜いて白鵬は安定感のある強さを感じました。
最近は怪我をして休場したりなど、いろいろなことがありましたが、ようやく白鵬復活ここにあり、という感じがしました。
いずれにしても歴代力士の中でもトップの勝ち数ですし、それは今後もおそらく更新されていくでしょう。
私は白鵬の相撲を見ていて、なんとなく千代の富士に似ていると思ってしまいました。
体格は白鵬の方が大きいですが、筋肉質で締まった体付きや、腰の入った安定した動きなどがどことなく似ているような気がしました。
対照的に稀勢の里はなんとか合格点ともいえる2桁勝利を挙げましたがとても横綱相撲とはいえない内容でした。
かつて7場所連続休場した貴乃花親方は復帰場所で12勝しましたが翌場所全休してその次の場所引退しました。
このままでは下手をすると貴乃花親方の二の舞いになりかねません。来場所優勝争いに絡めるよう奮起を期待しています。
最近の相撲界では外国人力士の活躍が目立ってきています。
日本のお家芸である、相撲や柔道などの武道の世界で、外国人が活躍して、日本人をどんどん上回っていってしまうのではないかと思ってしまいます。
モンゴル出身の力も多いですが、モンゴル相撲があるので、やはり日本とは違った形で相撲が長年、受け継がれてきているのだと思います。
モンゴルは地理的には日本から近いですが、情報があまり入ってこない点では遠い国のような気がします。
私も歴史上のことくらいしか、モンゴルについては知識がありません。
相撲をきっかけに少しずつモンゴルのことを知っていきたいと思っています。
来場所は日本人力士ももっと活躍をして、できれば優勝してほしいです。
また、座布団が飛び交うような相撲の取り組みをたくさん見られると面白いと思います。
多くの力士が切磋琢磨し、良い意味で面白い相撲を取り、今後の相撲界を盛り上げて行ってほしいです。