ヒロニャン情報局

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看護師による消毒液混入事件について。

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2年程前、入院患者が中毒死したとのニュースを耳にしました。点滴に薬剤を注入する専門性の高い手口から内部犯の可能性が高いとの事や、同僚の看護服が切り裂かれていたとの情報が飛び交いワイドショー上で騒がれていました。

しかし次から次へと起こる重大事件や、類似する内容の事件に埋没していきあまり耳にすることもなくなっていきましたが、ここにきて他に類をみない重大事件に発展していく様相です。


「20人以上に消毒液を混入した」との証言を聞き戦慄を覚えた方も多いことでしょう。動機は「死亡した際の家族への連絡が苦手であった。自分の勤務時間外を狙った」とのことですがあまりに身勝手であり、なぜ看護師の職種を選んだのか甚だ疑問です。

終末期の患者さんが集まる病棟で勤務していたという事で、安楽死の概念を持ってやったのか、あるいは職場内の不和が原因なのかは分かりませんが、他にも動機は多くありそうです。

いずれにしても最後の時間を不条理に奪った事に弁解の余地はありませんし、事件後のマスコミの取材に対し平然と答えていたことに闇深さを感じました。

この事件に関して私が気になることがあります。

2016年7月以降の3ヶ月で、50人もの患者が容疑者の担当する4階で亡くなっており、それを院長は「異変は感じなかった」として警察へ届け出をしなかったことです。

そのため患者は火葬され証拠がなくなり、逮捕に時間を要してしまいました。

容疑者は20名以上殺害したと言っていますが実際には50名以上殺害している可能性が高いのではとおもわれます。

そし院長がもしまともな判断していたらこんなにも多くの人が理不尽に殺されることはなかったのではないかと悔しく思っています。

この事件の一日も早い全容解明と、正当な裁き、遺族の方の気持ちが安らぐことを願います。