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至学館大学 レスリング部 栄監督解任

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レスリング女子で五輪4連覇の伊調薫にパワ-ハラスメントを行ったことが認定された栄監督が解任されました。

強化本部長としてのぞんだブラジル リオ オリンピック大会ではメダリスト5人を出して輝かしい成績をおさめました。

リオ オリンピックでの優勝者を肩車にしてリング上を一周する姿をTV放送で見て感動したのを今でも思い出します。

その時はこれだけのメダリストを出すのだから、すばらしい指導者なのだろうと思っていました。

そして栄監督のパワハラを訴えたのは、国民栄誉賞を受賞した伊調選手であるということで、何が起こっているのだろうと首をかしげました。

報道によると、2008年の北京オリンピックが終わった翌年の2009年に恩師である栄監督の元を離れ東京での練習が発端と言われています。

学生の頃から栄監督の自宅が下宿先で、まるで我が子のように指導してきた伊調選手が出ていってしまって、娘を思うような親心が発端だったのかもしれません。

又、栄監督が田名部コ-チに対し伊調選手の指導をやめるように命じたそうです。
田名部コ-チはオリンピック代表選手としても2004年アテネで銅メダルを獲得している実力のある選手です。

谷岡学長は世間からの批判を浴びた「そもそも伊調さんは選手なんですか?」などと話した栄監督のパワハラ問題発覚後の会見を見て、あの時は全面的に栄監督を擁護していました。

あの谷岡学長の会見を見て、至学館の学長は何であんなに偉そうにしているのだろうと思いました。又、こんな人が学長なのだからパワハラは当たり前なのかもしれないと思いました。

そして6月14日にには、栄監督自身による謝罪会見が行われました。しかし、会見冒頭でパワハラの被害者や、関係者各位に対する謝罪はあったものの、今回のパワハラについて「コミュニケ-ション不足によって生じた」「解釈の行き違い」と語るなど、違和感を覚える内容でした。

リオ オリンピックの時に優勝者を肩車してレスリング会場を一周している姿を見た時の感動と今回の謝罪会見とのギャップが大きすぎて、なんか寂しくなりました。

会社の組織においても、出世する人は組織の上の方ばかり見ていて、下の方は見ていない人が多いと聞きます。

上下両方見ていたら精神的にもたないのかもしれません。栄監督の場合も会社組織の人間模様と変わらないと思いました。

そして谷岡学長の栄監督電撃解任。栄監督が全日本選手権でセコンドにつかず、又選手の応援をせずに食事に行ったことが解任理由でした。

あれほど栄監督のことを擁護していた谷岡学長が、一転栄監督の解任を発表したのは、栄監督の謝罪会見が非難を浴びていることから、大学を守るための解任ではなかったのかと疑ってしまいます。

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