ヒロニャン情報局

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児童相談所を責めるべきなのか?

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児童虐待により、また幼い命が犠牲になりました。本当に悲しいことです。
今回は、何度も児童相談所に行ったり保護されていたものの、結局児童相談所の中でうまく連絡がいっていなかったり、また安易な判断で家に送り返すなどし、幼い子の命がまた犠牲になったと、ニュースで報道されています。

確かに、児童相談所がもっともっと助けになれたはずで、そのために仕事をしている、いわばプロなのにどうしてこんなことが起こってしまったのかな。と思わざるをえません。

またその児童相談所に問題があると大きく報道されるのも仕方がありません。
しかし、児童虐待がそもそも起きていたのはその家族です。

そしてその家族が平和で安心した場所になるよう助けるのが、児童相談所を含んだ世間です。

問題が起こった家族から見直してみる必要があるのではないのかな、と思います。

お父さんはどうして子供を放置し、食事もろくに与えない状態で良心も傷まず平気な顔して仕事をしてまた家に帰ってこれていたのか、お父さんはどうして暴力を振るってしまうのか、お母さんはなぜ一緒になって悪事に携わってしまったのか、お母さんにとっては実の子なのにどうして今の夫の言いなりになってしまったのか、そして虐待に加わったのか、お母さんはお腹を痛めて産んだ子に愛情は感じなかったのか、そういった点、つまり家族の基盤となる親を問題にし、ニュースとして大きく取り上げる必要があるのではないかと思います。

児童相談所を大きく非難し、問題原因として報道してしまうと、虐待している人たちは、虐待して問題になったら、児童相談所のせいにすればいい。と思ってしまうと思います。

虐待している人たちに逃げ道を見せて教えているように感じてしまいます。
虐待を止めさせるにはまずは、その虐待をする人を更生することがスタートだと思います。その虐待から保護する場所づくりはその後です。

まず、学校の授業で、虐待を受けた場合どうするか、どこに避難するか、誰に言うかを教えるのではなく、虐待をしてしまわないように自分の気持ちをコントロールする方法や、虐待をしてしまうとどういう問題が生じるか、虐待が家族にあると家族みんながどんなに苦しみ後々まで残る痛みになるか、そういったことを教えていくほうが、虐待根絶に近づくと思います。

まだまだ日本を含め多くの国では、虐待による死亡が後を絶ちませんが、まずはニュースの報道から見直し、学校教育から見直して行くならばもう少し明るい社会になると思います。

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