ヒロニャン情報局

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夫と娘の冷戦

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私には20歳になる娘と夫がいます。2人は1ヶ月近く口を聞いていません。今もまだ、冷戦状態なのです。

これは娘の遅い反抗期かしら、と最初は軽く受け止めていたのですが、あまりに長引くのでどうしたものかと、娘に話を聞くことにしました。

これが、想像以上に複雑で、家庭内のトラブルのきっかけとなったので、ご紹介して行きたいと思います。

事の発端は、ほんの些細な事でした。夫が娘に軽くちょっかいをかけ、話をしていました。

「お父さん、気持ち悪い」と言いつつ、娘も楽しんでいたように思います。

夫が変な顔をしたり、娘の前でオナラをしたり、そこまではまだ良かったのですが、次の瞬間、夫がポロリとあることを言ったのです。「そんなに嫌なら、もっと嫌がることしよか?」

それを言葉にした瞬間、娘の空気がガラリと変わったのが分かりました。目つきが変わり、ぎろりと睨んだのです。

そして今までの比にならないぐらい怖い目つきで、「キッショ」と一言漏らしました。それが、冷戦開始の合図でした。

夫も冗談だったと思うのです。ですが、娘は全面的な嫌悪を滲ませていました。

それからというもの、全て私が中立になり、家は寒々としたものになってしまいました。

トラブルは何度かありましたが、今回はやっかいです。仕方なく、私が娘に歩み寄ることにしました。

「お父さんと仲直りしたら?」と言うと「やだ。気持ち悪い」と言うのです。

仕方ないので「あなたのお父さんでしょ」と少し叱り口調で言ってみたのですが、それを聞くと娘は苦悶の表情を浮かべ、そして涙を流し始めたのです。

これはどういう事だと思い、2人で話をすることにしました。

「お父さんにああ言う風に言われた時、思い出してしまったの」と娘は吐露しました。

それは何だと言う前に、ある事が腑に落ちました。実は、娘は前のバイト先で店長にセクハラ被害を受けていました。

性的な発言がトラウマになっているらしく、それを思い出したのだと言います。

娘はそれ以来、中年の男性に嫌悪感を抱くようになり、バイトも出来なくなってしまいました。

彼女はその嫌悪感を父親に向けて発してしまい、自分自身も戸惑っているのでしょう。

これは、思っていたよりも根深い話だと思いました。

私に出来ることはなんなのか。娘の傷が癒えるのは、時間を待つしかないように思えます。

この事は夫には話しませんでした。やはり、男性にはわからない苦しみがあると思ったからです。

少しでもトラブルが収まりますように。切に願っています。

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