ヒロニャン情報局

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バイト先のまかないだけで1日を生きていました。

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子供の頃から貧乏で、親には、お金が無いから無理よといろんな場面で言われたことを覚えています。

 

周りの友達が沢山おもちゃを買ってもらっているのに、買ってもらえない事や長女なのにお古ばかり。

ちょっとした夏休みのキャンプの申し込みなども友達に誘われても、うちはお金が無いから行けなくて辛い思いをしていました。

 

家もかなりぼろぼろの家で、学校帰りに友達がうちの前を通るのが恥ずかしくて回り道して帰ったりしていました。

 

ピカピカの二階建ての友達の家に遊びに行くと、凄く美味しそうなケーキとかがおやつに出て来たりしました。

 

今では当たり前のインターフォンがカメラ付なのを見てどうしてこんなにも生活が違うんだろうと本当に思っていました。

 

特に車が、必須の地域だったのですがうちの車は、中古で安く買ったものをさらに何十年も乗っている古い車でした。

 

しかも軽だったのですが異常にエンジン音が凄くて、坂道を登るとすごい激しい音がして周りに響き渡っていました。

 

それで、近所に住む同じクラスの男子がいつもうちの車の事をからかって本当に嫌でした。

 

「お前んちの車が帰ってくるとすぐ分かるんだよな。音がすごいからさ」と馬鹿にされて言い返せない自分も情けなかったです。

 

そのうち、その車もガタが来てついに手放す事になった後、車を購入するお金がないので、車無しの生活になりました。

 

周りは車必須の地域なので買い物なども車で行くのですが、うちは、家族総出で大きな袋を持って必死に買い物に行くのです。

 

スーパーも遠く本当に大変だし思春期だった事もあり周りの目が気になって恥ずかしかったです。

 

スーパーでは、半額の商品ばかりでレジを通すときも恥ずかしいというおまけつきです。

 

でも、その時の母は、全く恥ずかしがることもなく堂々と購入していたのは頭に残っています。

 

幼い時からうちは、貧乏だと思って育ったので、必死に勉強して塾などもいかずに大学まで行ったのですが、やはり奨学金を借りて進学しました。

 

バイトもしていましたが、田舎から出てきて一人暮らしの費用と学校生活で掛かる色々な費用がかさんで学生時代は、人生で一番貧乏生活をしていました。

 

実家には、まだ下の兄弟たちが居たので、仕送りをお願いする事も出来ないし、むしろ少しは、実家に毎月送金していました。

 

このままでは、嫌だと思って将来のために必死に勉強もして夜はバイトに明け暮れました。若かったから何とかやれたけど、体力が限界でいつもお腹が空いていました。

 

バイト先は、まかないがある所を選び、何とかその時のご飯は食べれたので殆ど、そこのバイト先だけの食事で1日を生きていました。

 

そしてスーパーで安く売っているおからや、パンの耳には、助けられました。お陰で、料理のレパートリーは増えました。

 

貧乏には慣れていたけど、少し寂しかったのは、周りの皆は、バイトは自分のおしゃれやデートの為にしていて生活の為に働いている人が少なかったので切ない思いをしました。

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