ヒロニャン情報局

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楽しい学生生活が暗転して苦学生になった経験

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現在30代の女性です。もう結婚して子供もいます。

共働きで働いていて世帯収入としては悪くない方だと思います。

 

 私の貧乏体験は学生の頃のことです。私の実家は近畿地方です。大学は中京の私立大学に進学して一人暮らしをしていました。



学費は安くありませんでしたが親からの仕送りもきちんとあり大学生生活を楽しんでいました。しかしそんな大学生活はちょうど折り返し地点で終了してしまいました。



私の父親の会社が倒産して父親が無職になり学費の半分ほどと生活費の大部分を自分で賄わなくなってしまったからです。

 

それまではコンパだ、ゼミ旅行だ、サークル活動だと十分に遊んでいましたが、それらのことが全てアルバイトに置き換わってしまいました。



退学して働くという選択肢もあったのですが、一生懸命勉強して入った大学ですし長い人生を考えれば間違いなくきちんと勉強して大学を卒業した方がいいと思って歯を食いしばって残ることにしました。

 

もともとアルバイトはしていたのですが、ちょっとお小遣いの足しにする程度の働きでした。

 

 

しかしそれからは生活そのものを賄って行くことになるので仕事はきついけど時給の高い居酒屋のアルバイトに変わってさらにほぼ毎日深夜まで働くという生活になりました。

 

その結果、やはり疲労はドンドン蓄積していきます。それだけ働いても学費も捻出しなければならないので食費も抑えなければなりません。



アルバイト先のまかない飯がとてもありがたかったです。

 

何よりも辛かったのが、これまでの交友範囲が全て根本から覆ってしまったことです。



彼もいたのですが私に時間がなくなったことによって会えなくなって、程なくして別れを切り出されてしまいました。



友達との誘いも時間とお金がないので断らざるを得ないことが多々ありました。



いままで友達づきあいをしていた人が、楽しく学生生活を謳歌しているのを尻目に毎日バイトに行って、常に睡眠不足に悩まされながら日常を送るのは精神的にきついものがありました。

 

この生活で最もきつい時期が就職活動の時でした。就職活動は意外とお金がかかります。



リクルート用の用品を揃えて、交通費を支給してくれる会社もあるのですがそうでない所も多く本当に活動費を捻出するのに苦労しました。



希望する会社が東京や大阪にもあったのでそこまでの交通費がかなりきつかったです。

 

 

しかし私が卒業間際父親の再就職も決まってとりあえず実家の方が落ち着きました。



私もきちんと希望したところに就職が決まって経済的な困窮から抜け出すことが出来ました。

 

今から考えると奨学金といった方法もあったと思うのですが、あの時歯を食いしばって借金をすることなく初志貫徹で卒業、就職できた経験は私の人生にとって大きな財産になったと思います。



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