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下北半島の薬研温泉は野性味溢れる露天風呂

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青森県の下北半島は観光の名所とも言えます。 

むつ市や仏が浦、大間や下風呂温泉、変わったところでは原発や放射性廃棄物の再処理場の六ヶ所村などがありますが、チョット内陸部には薬研温泉や恐山などもありますが、そんな下北半島を巡りながら「薬研温泉」(やげんおんせん)について記載したいと思います。

勿論、温泉の宝庫でも有りましてイロイロな温泉が点在してます。 中でも有名なのが薬研温泉であり、更に其の奥にある奥薬研温泉は深山幽谷に囲まれた幽境の温泉地です。 

大間から直ぐの大畑地域から内陸へ遡ること数km薬研温泉のその又奥に奥薬研温泉が有ります。ここの温泉は薬研渓流に沿った混浴の「かっぱの湯」が有名で、渓流沿いの野趣溢れる温泉で、勿論混浴の大浴場で無料の温泉施設です。 
 

私などは熟年の羞恥心を忘れた人間ですので、平気で素っ裸で入浴しましたが、若いカップルなどは水着で入っていました。水着で入っていいのかはは実際は判りませんが、裸で恥ずかしい人は更にこの奥に「夫婦(めおと)かっぱの湯」というのもありますので、こちらを利用するのもいいでしょう。

その「かっぱの湯」は、勿論、露天風呂のみで湯底には一面にわたって緑色の薄い藻のようなものが張り付いていて、正直、少し気持ちが悪い感じは致しましたが、これが又実に何とも自然のままで、感じ様によっては気持ちのいい天然らしい湯なのです。薬研川の川端に石組みで作られた浴槽の広さは、凡そ、20数人も入れる広さであり、入浴しててもゆったり浸かれるのがこれまた実にいいのです。

ふと、気がつけと、風呂の上流側で熱い源泉がチョロチョロと流れ込んでいるので、近づくと結構熱いのですが中程より下のほうは実に快適なのです。今回訪れたのは5月の新緑の頃でしたが、秋の10月頃には紅葉の時期でもあり最高の雰囲気と鮮やかな彩りだろうと実感したり想像してしまうのです。いずれにしても下北半島の野趣あふれる奥薬研温泉は、旅人を癒してくれる最高の温泉でした。

さて、薬研川の畔にある巨大な混浴の露天風呂・「かっぱの湯」に入るのがどうしても恥ずかしいという方には、更にこの地から150から200mほど歩いたところに、チョットしたログハウス作りの建物のお土産物さんや小さなレストランのあるところにもお風呂が有って、この風呂の名前を「夫婦かっぱの湯」というのがあるのです。
 

このお風呂には私は入浴こそしませんでしたが、何でも、「夫婦かっぱの湯」は浴槽が男女別になっているらしいのです。 一見したところ有料で売店で入浴料金などを払うのかなと思ってしたが、実際はこちらも無料ということであり、実にありがたい温泉場だったのです。

ところで、青森県といいますと杉の木によく似た、というより杉の一種でもある「ヒバ」の木の特産地でもあります。 この木は硬くてしっかりしているために水を通しにくいとされております、従って青森県内では木の浴槽にはヒバの木を使うところが多いそうで、県内のかの千人風呂で有名な「酸ヶ湯温泉」の大浴槽は全てヒバに木の浴槽だそうです。格安ですしとても素晴らしい宿でした。

この薬研地区はヒバの木の原生林に囲まれた地域でも有名だそうです。 又、温泉の名称でもある「薬研」という名前は、湯の湧き出ている温泉そのものが漢方薬を作る薬研という小道具に似ている場所であることから、名付けられたといわれているようです。

ヒバの名所でもある薬研渓谷は、新緑や紅葉の彩られた美しい景勝地でもあり、このような美しい渓谷の中にある野性味溢れる露天風呂は、自然のままの天国でもあるようです。とても素敵な思い出ができました。

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