ヒロニャン情報局

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キノコ採りでの遭難に注意!

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秋が深くなり食べ物がおいしくなるこの季節、ニュースでよく目にするのがキノコ採りで山に入った方の遭難です。

今年はキノコが豊作で、長野県ではすでに13人もの方が亡くなっています。キノコならスーパーでも買えるのに、なんでわざわざ採りに行くのかと思ってしまいますがキノコ採りはハマってしまうと、やみつきになる中毒に近いものがあるといわれます。

キノコは大きく分けると2種類で、菌根菌(きんこんきん)と腐生菌(ふせいきん)のキノコがあります。

菌根菌のキノコは、菌糸を張りめぐらせて樹木の細い根っこと共生して育つ菌類でアカマツと共生する松茸、トウヒなどの樹木と共生するポルチーニタケ、トリュフなどの高級キノコがあります。

腐生菌のキノコは倒木や落ち葉を分解して栄養にするキノコで人工栽培が可能で、スーパーで売れられている栽培キノコは、ほとんどがこの腐生菌のキノコです。

菌根菌の高級キノコは同じ場所に生えることが多く、腐朽菌のナメコは枯れたブナの倒木などに群生します。

同じ場所か近い場所で採れるため高級のキノコが生える場所は、お宝が眠っているともいえるわけです。

キノコ採りを楽しむ人は趣味で自分が食べるだけ採る人もいれば、販売目的の人もいます。

キノコが群生で生える場所や高級キノコが生える場所を知っていれば採り放題、パチンコでいうところのフィーバータイムとでもいうのでしょうか。

キノコを採っているうちに夢中になって、どんどん山の奥に入ってしまい気がついたら周囲が真っ暗、慣れたはずの山でも迷ってしまうのでしょう。

最近は山で遭難した人が携帯電話で連絡して、運良く救助されたという報道を見かけることがあります。

しかし、電波が届かない場所や電源が切れていて結局つながらず、遭難する人のほうが多いのです。

それならキノコ採りの人が入る山の全てに、携帯の電波が届くようにアンテナを立てれば良いのではと考えますが、アンテナでは問題は解決しないのです。

山の中で携帯電話がつながらないのは、アンテナの数の問題ではなく電波の特性によるものだからです。

電波や音は障害物にぶつかると反射するため、山の中ではつながりにくくなります。回折と呼ばれる現象で波長が長い電波だとおこりやすいのです。

逆に波長が短い電波が伝わりやすくなり、音やアマチュア無線やAM放送などが伝わりやすく、周波数が長いFM放送や携帯電話の電波はつながりにくいのです。

携帯電話がかろうじてつながりやすくなるのは、尾根やピークなどの高い場所です。人が住んでいる場所が見渡せるなど、携帯の基地局が見えるような位置でなければ、地形的につながることはないのです。

そのためキノコを探して日の光がささない暗い山奥に入っていっては、携帯電話はつながらない確率のほうが高いのです。

秋の味覚キノコはたまらなくおいしい旬の食材です。高値のキノコを見つけたときはお宝発見、なんともいえない快感があるでしょう。

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とはいえ、遭難してはおいしいキノコも食べられません。遭難の心配があるからとキノコ採りのために、山でもつながりやすいアマチュア無線の機材を持ち込むのは現実的ではありません。

キノコ採りで山に入るときには、携帯電話はほとんどあてにならないものと肝に銘じておくべきでしょう。