ヒロニャン情報局

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ネット炎上の教科書として残したい

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ニュースとして取り扱っている媒体は少ないですが、なかなかネット炎上のお手本みたいな事が起こっています。

事の発端は、朝日新聞記者が産経新聞の記事を見ていてエロい広告が挿入されていたのをスクリーンショットを撮ってツイートしたことにあります。

曰く、産経新聞さん載せる広告についてはもっと考えた方がいいんじゃないですか、と言った苦言的な趣旨の物でした。

しかしこの広告が「グーグルアドセンス」と言う所謂ターゲッティング広告であることが一瞬で見抜かれ、即座にさらし者になりました。

ご存知の通り、ターゲッティング広告と言うのは基本的にそのユーザーが巡回したネット記事などを参照して興味のありそうな広告をランダムで表示すると言うものです。
そして殺到したツッコミは「お前がエロいゲームばっかやってるだろうが」と言うものでした。

そこで記者はツイッター上で反論として「会社で借りたスマホですから私とは関係ない」と言い出しましたが、アドセンスは端末ではなくユーザーアカウントと紐づけになるものです。

さらに加えて言うとグーグルアドセンスは基準が厳しく、所謂エロゲーなどと言うのは広告に載せられずその広告のゲームもちょっと絵がエッチなだけの一般ゲームです。

そこでさらに「え?あれで一般ゲームなんですか?w」と言い出しましたが、エロゲーが載っているという趣旨で批判的なツイートしたのは彼自身です。

まあちょっとこの記者を擁護するならば全く見た事がない、興味がない種類の広告でも確かに出ることはあります。

私がネットでいろいろなサイトを見て回っている時も、よく全く見た事もない種類に関連するアドセンス広告が出ることがありますからね。

でもそれは苦情を寄せるとしたらグーグルにであって、産経新聞社に対してではないですからね。

なんにせよ最大の問題は、この記者のツイッター上の発言としては最後まで産経新聞に対する謝罪と言うものが無かったという事です。

槍玉に挙げられた広告のゲームに対しても、エロゲー扱いして申し訳ありませんでしたと言うべきでした。

多くの方はご存知と思いますが、朝日新聞と産経新聞では政治的な思想がほとんどの部分において対立している関係にあります。

それで反射的に産経叩きのつもりで行ってしまったんだろうなあ、とこの騒動を外から見ている人は思ってしまうわけで、謝罪しないのもそのせいなんだろうなあと言う忖度も働いてしまうわけです。

最後にはこの記者による10年前の著書であるネットリテラシーを取り扱った書籍も発掘されていて、謝罪がないのと相まって姿勢への疑問しか浮かばないのですが。